狭小住宅を広く見せる工夫!構造と住んだ後、両方でできる工夫を考えましょう。

狭小住宅を広く見せる工夫!構造と住んだ後、両方でできる工夫を考えましょう。

狭小住宅は、その名の通り、狭い土地に建てる家のことです。土地も狭ければ、そこに建てる家の範囲も限られてきます。そのため、家全体がコンパクトになりがちです。そうすると圧迫感を感じてしまうのでは?と思う方も多いと思いますが、工夫次第で狭いと感じさせない工夫ができます。

家を建てる時に意識すること

まずは、家の構造として、取り入れると広く感じることができるものを紹介します。

〈スキップフロア〉

スキップフロアとは、階層ごとの間にある中間層のことです。スキップフロアは、空間を広く見せることに有効で、スキップフロアから他のフロアが見えることで奥行きを感じることができます。また、床面積も効率的に増やすことができ、様々なことに活用できます。

〈大きな窓〉

大きな窓を取り入れることも空間を広く見せることができる工夫の一つです。暗くなりがちな狭小住宅にたくさんの光を取り入れることができます。視線が外に抜けることで、開放感も得られますよ。隣の家との距離が近いことや、プライバシーを守るうえでも大きな窓は難しい、という場合もあると思います。その時は、天窓などを活用することで、光を効率的に取り入れることができます。

〈螺旋階段〉

螺旋階段も、部屋を広く見せることができる工夫の一つです。螺旋階段は、階段のために確保するスペースが少ないという特徴があります。そのため、狭小住宅にはぴったりです。

このように、家を広く見せる構造の工夫の例を紹介しました。部屋を広く見せる工夫を取り入れつつ、自分たちの望みを叶える必要があります。そのためには、狭小住宅でも完全自由設計で建てることができるハウスメーカーを選びましょう。

例えば、横浜を中心にローコストな狭小住宅を建てているフォーライフがあります。

→様々な希望を叶えた建築例を見る

ここは、3階建ての注文住宅を、自分たちの希望を盛り込んだ形で建てることができます。それだけでなく、長期優良住宅に標準対応しており、案死して暮らすことができる工夫も詰まっています。施工例も豊富なので、是非一度見てみてください。

暮らしてからできる家を広く見せる工夫

構造で広く見せるのはもちろんですが、構造だけでなく、住んだ後にもできる工夫があります。まずは、あまり背の高い家具を置かないようにすることです。背の高い家具は圧迫感を与えてしまい、部屋を狭く見せてしまいがちです。そのため、家具はできるだけ低いもので揃え、まとまりのある空間を作りましょう。

また、床を見せることも、空間を広く見せることができる工夫の一つです。床の見える面積が広い方が、部屋は広く感じます。そのため、家具は少なめにすっきりとした部屋にしましょう。もし家具を置く場合、足つきにすると床が見えるので、広く見せることができます。

暗くなりがちな狭小住宅なので、明るい色の家具で統一感を出すのもオススメです。白などは膨張色なので、空間を広く見せることができます。

狭小住宅を選ぶ際には、住んだ後のイメージも膨らませてくださいね。

手持ちの小さな家のモデルと計画の設計を持つ建築家。